AIツールの使い方

AI議事録を月0円で始める|CLOVA Note×NotebookLM実践ガイド

無料AIツールで録音を議事録に変換するアイキャッチ画像

「会議が終わったら、誰が議事録を書くか」——そんな悩みを抱えている経営者・バックオフィス担当者の方は多いのではないでしょうか。

特に地方の中小企業では、営業も経理も総務も1〜2人でこなすことが珍しくありません。会議後に疲弊した頭で議事録を作成し、それが翌日以降に回って…というサイクルが、じわじわと業務を圧迫しています。

そのボトルネックが、2026年現在、月0円から解消できるようになっています。キーになるのは2つの無料ツール:CLOVA Note(音声文字起こし)とNotebookLM(Google・要約)の組み合わせです。


録音がAIで議事録に変わる流れ:録音→AI整理→議事録

AI議事録とは——「録音→文字起こし→要約」の3ステップを自動化する

従来の議事録作成はこんな流れでした。

  1. 会議中にメモを取る(聞きながら書くので精度が低い)
  2. 会議後に思い出しながら清書する(記憶頼りで抜け漏れが出る)
  3. 参加者に配布して確認・修正(往復のやり取りにコストがかかる)

AI議事録を使うと、次のように変わります。

  1. 会議をスマホで録音する(これだけでOK)
  2. 音声ファイルをCLOVA Noteにアップロード→文字起こしが自動生成
  3. テキストをNotebookLMに貼り付けて「アクション一覧を箇条書きで」と指示→議事録の骨格が完成

所要時間は10〜15分。会議中にメモを取る必要がなくなり、議論の内容に集中できるようになります。


月0円で使える理由——CLOVA Note と NotebookLM の基本情報

CLOVA Note(音声文字起こし)

LINE WORKSが提供する音声文字起こしサービスです。

  • 無料プラン:月300分(データ提供に同意すれば月600分)
  • 日本語精度: 2026年6月時点でビジネス実用レベルに達している(二次情報)
  • 話者分離: 誰が発言したかを自動で識別
  • 週に2〜3回・1時間の会議を持つ企業なら無料枠(月300分)でほぼ賄える計算です

NotebookLM(要約・議事録化)

Googleが提供するAI活用型ノートツールです。

  • 完全無料(2026年6月現在)
  • 音声ファイル・PDF・テキストを取り込み、Q&Aや要約を自動生成
  • プロンプトの書き方を覚える必要がなく、普通の言葉で指示できる
  • Googleアカウントがあればすぐ使える

実践:10分で試せる最小手順

次の会議からそのまま使えるステップです。

ステップ1:録音する(準備ゼロ)

スマートフォンの標準ボイスレコーダーアプリで録音するだけです。専用の機器は不要です。

ひとつのコツ: テーブルの中央にスマホを置き、「録音中です」と冒頭に一言添えておくと、参加者の発言が明確になり文字起こし精度が上がります。

ステップ2:CLOVA Noteに音声をアップロード(3〜5分)

  1. CLOVA Noteにアクセス(LINEアカウントまたはNaverアカウントで登録)
  2. 録音ファイルをアップロード
  3. 文字起こし・話者分離が完了するのを待つ(1時間の会議なら10〜15分程度)

注意: 会議音声には個人情報や機密事項が含まれることがあります。利用規約とプライバシーポリシーを事前に確認し、社内ルールに沿った運用を行ってください。

ステップ3:NotebookLMで議事録化(2〜3分)

  1. NotebookLMにGoogleアカウントでログイン
  2. 新しいノートブックを作成し、CLOVA Noteの文字起こしテキストを貼り付け
  3. チャット欄に「この会議のアクションアイテムを箇条書きで教えてください」と入力
  4. 追加で「決定事項だけ一覧にして」「未解決の課題はどれですか」と続けて質問

議事録の骨格が数十秒で完成します。


地方企業こそAI議事録が効く3つの理由

1. 移動中でも「録音」で完結できる

地方企業は取引先までの移動時間が長く、会議後にオフィスへ戻って清書する余裕がないことが多い。録音さえしておけば、翌朝でも処理できます。

2. 専任の庶務担当がいない

都市部の大企業と違い、庶務専任がいない中小企業では、議事録作業が経営者や営業担当の時間を直接削っています。AI議事録はそこに直接効きます。

3. 顧客対応の「速さ」が差別化になる

「今日の打ち合わせの議事録、当日中にお送りします」——これだけで顧客の信頼度が変わります。当社でも、顧客との打ち合わせにCLOVA Note×NotebookLMを取り入れ、当日中の議事録共有に役立てています。


よくある不安と答え

Q:音声データをクラウドに上げて問題ない?

CLOVA Note・NotebookLMともにプライバシーポリシーが整備されています。ただし、機密情報を含む打ち合わせの場合は、事前に利用規約を確認したうえで、参加者への説明と同意を取得してから利用してください。社内情報管理規程に沿った判断が必要です。

Q:文字起こしの精度はどれくらい?

日本語ビジネス用語や一般的な固有名詞は概ね認識できる水準になっています(二次情報)。自社固有の製品名・業界用語は初回に誤認識が起きやすいため、最初の数回は出力を確認しながら修正する運用をおすすめします。慣れれば修正コストは小さくなります。

Q:ずっと無料で使い続けられる?

CLOVA Noteは月300分を超えると有料プランへの移行が必要になります。月1,000分以上使う場合はコストを試算してください。NotebookLMは現時点で無料ですが、Google側の方針変更により変わる可能性があります(最新情報は公式サイトで確認を)。


まとめ:今日の次の会議から試せる

AI議事録の導入に必要なのは、スマートフォン・インターネット接続・Googleアカウントだけです。初期費用ゼロ、特別なITスキルも不要です。

今日試す1ステップ:

次の社内打ち合わせをスマホで録音して、CLOVA Note(無料)にアップロードしてみる。まずこれだけでいい。文字起こし結果を見れば、「使えるかどうか」がすぐ分かります。

地方の中小企業でも、AIを使った業務効率化はすでに月0円から始められる時代です。議事録という身近な業務から、小さな一歩を踏み出してみてください。


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参考リンク(出典)

※ 補助金・料金・制度・数値は変わります。最新は各公式サイトで必ずご確認ください。
NotebookLM(Google)公式サイト — 一次(公式)
LINE WORKS AiNote 提供開始発表(LINE WORKS公式・旧CLOVA Note β) — 参考(二次・要確認)
keiei-digital「AI議事録ツール比較・CLOVA Note概要」 — 参考(二次)


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